ユーザの声：麻布リース株式会社


麻布リース株式会社放送機材の大手レンタル会社麻布リース株式会社では、グライドカム製品の2005年国内発売開始と同時に導入を開始。現在はグライドカム4000プロ、スムースシューターの組み合わせ3セット、ローモードキット1セットを使用しています。麻布リース株式会社、放送事業本部技術部副部長の元木秀雄氏にお話しを伺いました。		放送事業本部技術部副部長　元木秀雄氏


－グライドカムを最初に導入したきっかけは？

元木	：	小さなカメラ用の機材を探していました。ステディカムは使っていますが、もっと小さいカメラ用、小型ハイビジョンカメラにちょうどいいのがグライドカムだったんです。

－どのような撮影に使用されているのでしょうか？

元木	：	テレビのオンエア、企画モノのVP。公共のWebでの道路案内（地図）など見た目の映像の撮影に使用されます。他にはローモードキットを使って動物の目線とか、海外の街の紹介などにもよく使用されます。

－麻布リースさんでは、ベストとセットでレンタルしていますが。

元木	：	そうです。必ずベストとセットで貸出します。手持ちでも撮影はできますが、ベストを着けた撮影と比べると結果が違いますから。大きな画面となると、小さなブレでも大きく感じます。編集で修正もできますが、撮影の時点でブレをなくした方が、はるかにきれいな映像になるんです。


		【写真】麻布リースさんのオリジナル収納ケース。二段式になっていて、上段にはベスト（写真左）、下段には4000プロ、アームなどが収納できるようになっている。


－お客様からの感想・反応は？

元木	：	オペレーションがしやすくて、使い易いと評判です。ステディカムのユーザーの方でも、抵抗なく使えます。特に最近の小さいカメラにぴったりの機材ですね。

－グライドカムは現在、どのくらいの割合でレンタルされていますか？

元木	：	1台（1セット）あたり月に10日は出ます。

－かなりの頻度ですよね？メンテナンスについて教えてください。

元木	：	一番気を付けているのが汗による金属パーツの錆とスプリング部分です。スプリングは軋みにより音が出ることがありますから注意してメンテナンスしています。

－お客様からのクレームや使用中の事故などは？

元木	：	全くないです（笑）。　当社にとっては本当に有り難いことですが、レンタルを始めてから今まで1件もありません。グライドカムが壊れることもありませんし、カメラを落としてしまったという事故もありません。指を挟んだっていうのもないですね！

－バランスのとり方が難しいというお客様もいらしゃるのでは？

元木	：	初めてのお客様には当社スタッフがバランスの取り方をご説明いたします。きちんとバランスの取れた状態を見ていただければ、殆どの場合1回の説明で大丈夫です。

－グライドカムの新製品HDシリーズの印象は？

元木	：	いいですね！今まで不便だったところが全て改良されています。特にカメラプレート部の微調整ができるのは魅力です。ウエイトの部分も改良されて、バランス調整がもっと簡単になりますね。当社もすぐにHD4000を導入します。

－ありがとうございます。最後に、グライドカムを取扱うメリットを教えてください。

元木	：	グライドカムはレンタル向きの機材なんです。カメラマンにとっては常時使うものではないので必要な撮影の時にレンタルする。最近はカメラが小さくなってきているので、グライドカムのコンパクトさがちょうどいいし、値段も高くないですよね。動きがあってブレのない映像には絶対に必要な機材です。クレームや事故もなく、お客様からの信用も高いので非常に助かっています。